ざっくり手順を説明すると、3Dプリンタを持っていなくてもデータを起こせさえすれば出力サービスに頼んで素材を選んで決済して届くのを待つだけです。簡単ですね。
重要なのがエディタの使い方なわけですが、ここでは説明しません。
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がんばったらできた。できたのだ。(c)ながい閣下 |
Rhinoはサーフェスモデラーなので、ネイティブな保存形式.3dmは中身が詰まっているかの区別はありません(厳密に言うと法線方向はあるので裏表はあります)。つまりそのままでは発注できる形式ではないので中身が詰まっている形式に変換する必要があります。いろいろ試したところ.stlがいいようなのでそれにしました。精度は0.01mmで形式はバイナリです。(軽いので)
出力サービスは複数あると思いますがその辺詳しく知らないのでDMM.MAKEさんにアカウントを作ってデータをアップします。全長70kmとか厚さ7nmとかでなければだいたい大丈夫だと思います。(素材ごとに制限が異なります)
今回はL39ライカマウントのエクステンションチューブ(延長リング)(接写チューブ)(正式名称知らない)を作りたかったので黒くする必要があり「アクリル(UltraMode)ブラック」と「MJF(PA12)ブラック」を選びました。お好きな方はプラチナとかSUS316Lあたりを選ばれてみてはいかがでしょうか(高いけど)。基本料金以外はだいたい出力体積に比例する価格設定なので強度を確保しつつ肉抜きした形状が経済的だと思います。(Rhinoは中空構造が作れないので)トラス万歳。
待つとダンボールが届きます。おつかれさまです。
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開封すると出てくる |
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字が上手い |
出てきました。
アクリルはちょっと臭いがします。具体的には修正液のメチルシクロヘキサンのような感じです。あまり揮発分が多いと徐々に縮んでいくので厳密な寸法が必要なものに使うのはちょっと怖いですね。
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入りきってないぞおい |
MJFは比較的すんなり入りますがアクリルはちょっときついですね。いきなりネジ部品作る時点でちょっと頭がどうかしているので気にしないで下さい。最後まで入っていないのは単なる設計ミスです。(L39はオス側が4mmあるのにメス側の深さを3.5mmで作ってしまった。)
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撮れたよ |
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