前の3Dプリントの記事の続きになるんですが、Excel先生等の方々が砲弾グッズを作っているのを見てすげー、羨ましーと指をくわえて見ていたんですが、そこからインスパイアを得て暖めていたアイデアがあったんですね。
それが「APFSDS画鋲」です。
切削で量産するとなるとそれなりの資本が必要になるので諦めていたんですが、そこで3Dプリントですよ奥さん。
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中空構造にできないので底面から肉抜きをしています。 |
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Rhinoのビューポートです。いい感じですね。 |
資料を参考にJM33っぽくRhinoでデータを起こします。実用を考慮しノンスケールでいきます。断面形状さえ描いてしまえばRevolveコマンドで回転体にできるのでデータ作成自体はけっこう楽です。先端は粉末焼結という製法の特性上丸めておきます。DMM.makeさんでは武器に該当するものは出力を受け付けないというのもあります。あくまで画鋲でありジョークグッズですが何かあると大変ですので。
試作検証しないのはあまりにも無責任なので安いナイロン等でなく金属、チタン(磨きなし)(意外と安い)で出力を依頼しました。
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細かいモールドはともかくいい感じ。 |
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底面に穴があるのは残念だけど予算の限界という事で何卒。 |